グミサプリはまずい?効果はあるの? UHAグミサプリ6種類を食べてみた!

「グミサプリ」と聞くと「錠剤のサプリより効果がない」「美味しくない」というイメージを持つ方も多いのではないでしょうか。

筆者も海外からの輸入品のビタミングミを食べたことがあるのですが、酸味と苦味が強くて途中から食べるのが苦痛になった思い出があります。

美味しいグミで栄養を取ることができれば錠剤を飲むのが苦手な方の栄養補給や、ダイエット中の方のちょっとしたお菓子感覚での栄養補給が可能になり、嬉しいことだらけですよね。

そこで今回は、お菓子メーカーのUHA味覚糖が販売しているグミサプリに含まれている成分とその味について、実際に食べてみた感想をふまえて解説していきたいと思います。

今回は、
⭐︎カルシウム
⭐︎大豆イソフラボン
⭐︎鉄&葉酸
⭐︎マルチビタミン
⭐︎ビタミンC
⭐︎ルテイン
の6種類を実際に購入してみました。

カルシウム

カルシウムの1日の摂取量・推奨量

骨や歯を丈夫にする役割のあるカルシウム。日本人の食事摂取基準(2015年版)では、1日の推奨量は18~29歳男性で800㎎、30~49歳男性で650㎎、50歳以上の男性で700㎎、18歳以上の女性で650㎎としています。

(骨粗しょう症の予防・治療には1日あたり1000mg〜1500mg程度の摂取が好ましいとされています。)
(カルシウムの過剰摂取により、高カルシウム血症など健康被害がみられることから、耐容上限量は18歳以上男女ともに1日2,500㎎と設定されています。)

2019年の「国民健康・栄養調査」での、全年代の1日の平均摂取量は男性520mg、女性509mgと不足傾向にあるため、UHAグミサプリ(2粒で350mgのカルシウム)は1日2粒の摂取が目安となります。
(カルシウムは汗や便・尿から排出されやすいので、分けて摂取するのが望ましいですが、骨を作るのに必要な成長ホルモンの分泌は夜間が多くなるため、夕食前と就寝前に1粒ずつの摂取がおすすめです。)

グミの食感・味

グミは外側が少しサクッとしており、中はかなり固めのバナナ味のグミです。

日本の王道グミによくある果汁感や爽やかなフルーティーさとは違う「甘いバナナ味」なので珍しさはありますが、美味しくいただけました。
(夫は「不味くはないけど美味しくない」と言っていたので好みが分かれる味かもしれません。)

固さ ★★★★★

大豆イソフラボン

大豆イソフラボンの効果・摂取量の目安

大豆イソフラボンは、女性ホルモンのエストロゲンに似た分子構造を持っていることから女性ホルモンに似た作用を持っており、
女性らしい丸みのある体
コラーゲンを増やして肌に弾力を与える、シワの予防
髪にハリと艶を与える
などの効果を期待することができます。

また、更年期のイライラ・ほてり・うつ症状を予防することも期待されていることから、女性の若々しさを保つ成分として注目を集めています。

1日の摂取目安の上限値は食品+サプリメントで70〜75mg、サプリメント単独では30 mg(大豆イソフラボンアグリコン換算値)で、摂取推奨量は1日に40mg〜50mgとされています。

日本では大豆製品(味噌や豆腐)を通して普段の食事でも自然に大豆イソフラボンを摂取していることが考えられるため、UHAグミサプリ(2粒で25mgのイソフラボンアグリコン)は1日2粒の摂取が目安となります。

※妊娠中や生理中はエストロゲンの分泌量が多くなっているため、摂取する際は医師への相談を推奨します。

グミの味・食感

珍しいザクロ味のグミで、食感はハリボーのようにやや固め。

筆者はあまりザクロを食べたことがないのですが、身近な味に例えると「うっすら薔薇の香りがする甘い林檎味」でした。

どことなくハリボーのクマの赤と味が似ていて、サプリだと言われないと気づかないくらい美味しいグミです。

固さ ★★★☆☆

鉄&葉酸

鉄&葉酸の効果・摂取量の目安

鉄分といえば貧血に効果があるイメージですが、それだけでなく、朝起きるのが辛い、化粧ノリが悪い、顔色がくすんで見える などの鉄分不足による様々な体の不調を改善してくれる効果もあります。

また、葉酸も造血に必要な栄養素で赤血球を作るはたらきがあり、貧血による体の不調を改善するためには必要な栄養素といえます。

鉄の1日の推奨量は成人男性7.0ミリグラム、成人女性10.5ミリグラム(月経あり)、妊娠初期では8.5~9.0ミリグラム、妊娠中期・後期では21~21.5ミリグラム、授乳期では8.5~9.0ミリグラムと女性は男性より多くの量が必要です。

2017年の国民健康栄養調査の鉄1日の摂取量の平均値は20~39歳の男性で7.3ミリグラム、女性で6.4ミリグラムとなっており、女性(特に妊娠中や月経のある女性)は不足傾向にあるため、日常的にサプリなどで足りない分を補うことが必要となってきます。

葉酸の1日の摂取の推奨量は18歳以上の男女ともに240㎍とされていますが、妊娠を計画している、あるいは妊娠している女性は、胎児の神経管閉鎖障害のリスクを低減するために、1日240㎍の追加摂取が推奨されています。

UHAグミサプリは2粒で10mgの鉄と240㎍が含まれているため、1日2粒の摂取が目安となります。

グミの味・食感

味はアサイーミックスとなっており、食感はかなり固めです。

アサイーの味にあまり馴染みがないので身近な味に例えると、「ブルーベリー味の飴やガム」です。

普通のグミとして食べてもとても美味しく、たくさん食べたくなってしまいました。笑

ただ、固めなので小さいお子様が食べる際には少し気を付けた方が良いかもしれません。

固さ ★★★★★

マルチビタミン

 マルチビタミンの摂取量の目安

UHAグミサプリのマルチビタミンにはビタミンA・D・E・C・B1・B2・B3(ナイアシン)・B6・B12・ビオチンが含まれており、それぞれ抗酸化作用・老化や動脈硬化予防・疲労回復・皮膚や粘膜の健康維持に効果がある栄養素です。

それぞれの1日の推奨量は
ビタミンAは14歳以上の男女とも700〜900µg
ビタミンDは成人の男女とも5.5µg
ビタミンEは18歳以上の男性で6.5㎎、18歳以上の女性で6.0㎎
ビタミンCは15歳以上の男女とも100mg
ビタミンB1は女性は18~49歳で1.1mg、50~69歳で1.0mg、男性は18~49歳で1.4mg、50~69歳で1.3mg
ビタミンB2は女性は18~49歳で1.2mg、50歳以上で1.1mg、男性は18~49歳で1.6mg、50~69歳で1.5mg
ナイアシンは日本人の成人の男女とも15mg前後
ビタミンB6は18歳以上の男性で1.4mg、18歳以上の女性で1.2mg(耐用上限量が45〜55mg)
ビタミンB12は18歳以上の男女とも2.4µg
ビオチンは18歳以上の男女とも50µg
とされており、成人女性の場合はグミサプリ2粒で上記の推奨量をほとんど摂取できてしまいます。
(ビタミンB1が0.1mg、ビタミンB2が0.2mg 推奨量より不足です。)

いろいろなサプリ飲むのが面倒な方は、グミサプリのマルチビタミン2粒でかなり栄養が摂れるのでおすすめです。

グミの味・食感

グミはグレープフルーツ味で、やや固めの食感。

酸味は強くなく、やや甘みがあり、アイスボックスのグレープフルーツ味のようにほんのりグレープフルーツの苦味があり、とても美味しいです。

固さはハリボーなどのハードグミのような食感で、固すぎないのでお子様でも安心して食べられそうでした。

固さ ★★★☆☆

ビタミンC

 ビタミンCの効果・摂取量の目安

言わずと知れた健康や美容に効果のあるとされるビタミンC。

体内でコラーゲンを合成する際に必要な栄養素で、他にも酸化を抑制して肌トラブルのもとを軽減してるのですが、人間の体内で合成することができないため、食品や飲み物、サプリ等で摂取しなければなりません。

1日の摂取量は男女とも100mgとされていますが、余剰分は尿で排出されてしまうため、こまめな摂取が推奨されています。

グミサプリは2粒で500mgとなっているため、朝晩の2回に分けて摂取するのがおすすめです。

グミの味・食感

ビタミンCのグミはほかのものと違い、表面がコーティングされているタイプです。(お菓子のポイフルみたいな…)

味はレモン味でやや酸味が強く、カムカムレモンのような味でした。

そんなに固くなく、味も美味しいので普通に出されたらサプリだとは気付かないです!笑

固さ ★★☆☆☆

ルテイン

ルテインの効果・摂取量の目安

ルテインは、有害なブルーライトを吸収する働きがあり、活性酸素を取り除く抗酸化作用の役割をしながら網膜細胞を守ってくれることが期待されており、日々スマートフォンやPCを使用してブルーライトを浴びている現代人の目を守るためには欠かせない栄養素です。

ルテインの1日の摂取量は6mg以上が望ましいとされており、継続的に1日あたり10mgのルテイン摂取することで加齢性眼疾患のリスクを軽減すると報告されています。

UHAグミサプリは2粒で10mgのルテインが含まれているため、1日2粒の摂取が目安となります。

グミの味・食感

グミはミックスベリー味で、固さはそんなに固くなかったです。

ブルーベリーのような味ですが、噛んでいると少しクセのある味でした。

固さ ★★☆☆☆

 

まとめ

今回はUHAのグミサプリ6種類を食べてみましたが、どれも普通のグミのように美味しいのに1日の推奨量をしっかりクリアできており、苦痛なく毎日続けることができそうでした。

美味しいので必要以上に食べ過ぎないように摂取量に気をつけながら、健康的な生活を送ることができるよう、日々の生活にグミサプリを取り入れてみてはいかがでしょうか(^^)

 

出典:
公共財団法人 骨粗鬆症財団(http://www.jpof.or.jp/prevention/calcium/)
森永製菓 「かんたん、わかる!プロテインの教科書」(https://www.morinaga.co.jp/protein/columns/detail/?id=189&category=health)
「大豆イソフラボン」(http://www.minamitohoku.or.jp/kenkokanri/200607/mame.htm)
公共財団法人 千葉県栄養士会(https://www.eiyou-chiba.or.jp/commons/shokuji-kou/generational/women_tetsu/)
CLINIC FOR(https://www.clinicfor.life/articles/a-021/)
ヘルスケアポイント(https://point-g.rakuten.co.jp/healthcare/articles/2017/supple_lutein/)




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