大豆等の豆類を原料としたアメリカのビヨンド・ミート社(Beyond Meat)の代替肉がヴィーガンだけでなく、健康志向の人を中心に注目を集め、アメリカでは急速に広まっています。
日本では三井物産が国内でのビヨンド・ミートの販売を行う計画を発表していますが、2019年7月現在、まだ販売はされておらず、日本で食べることはできません。
そんな中、大塚食品が大豆由来の肉代替品「ゼロミート」を日本全国に販売を拡大し、大きな話題を呼びました。
「ゼロミート」ってどんな商品??
「ゼロミート」は大塚食品から販売されている、大豆を主材料とした肉代替品で、「ソーセージタイプ」と「デミグラスタイプ ハンバーグ」と「チーズ デミグラスタイプ ハンバーグ」があります。
どれも袋のまま電子レンジでの調理が可能なので、健康志向の方が手軽にお肉の代替品を食べることができるようになっています。
「ゼロミート」を実際に食べてみた!
今回は、ゼロミートの「デミグラスタイプ ハンバーグ」を購入してみました!
パッケージには「肉じゃないのにそこそこ美味い!」と書かれています。笑
パッケージ通り、袋のままレンジで温めてみると…
見た目はスーパー等で売っている普通のレトルトハンバーグのようです。
切ってみると…
色が少し黄色がかっていますが質感はお肉っぽいです。
食べてみると、お肉特有のジューシーさや匂いがないので少し物足りない気もしますが、食感はほとんどお肉です。
普通のハンバーグと比べると物足りなさがあるものの、お弁当等に入っているレトルトハンバーグとは味も食感もそんなに変わらないように感じました。
「ゼロミート」は何から出来ているの?
お肉の代替品、ゼロミートの原材料は以下の通りです。
本当にお肉が一切入っておらず、代わりに大豆が使用されています。
しかし、原材料の中に 粉末卵白 と (一部に小麦・卵・ごま・大豆・りんごを含む) という具合に卵が使用されているのでヴィーガン食として「ゼロミート」を取り入れることはできないので注意が必要です。
ちなみに、他のゼロミートシリーズの「チーズイン・デミグラスタイプ ハンバーグ」と「ソーセージタイプ」にも同様の原材料が使用されているため、ヴィーガン食として取り入れることはできませんが、肉を食べないための置き換えやダイエット食としては心強い味方となりそうです。
まとめ
近年、欧米を中心に健康志向が高まっており、日本でも肉代替品の需要拡大が期待されていることから今後の「ゼロミート」シリーズの品揃えや取扱いの拡大が予想されます。
健康リスクを考え、動物性のタンパク質の摂取を少しでも減らすために普段の食事を「ゼロミート」シリーズへ置き換えることに挑戦してみてはいかがでしょうか。